デジタル化横展開推進協議会


Purpose

‐ 活動目的 –

デジタルサービスの利用が当たり前の時代となりました。
人口、労働力が減少するなかで地域を持続可能とするにはデジタルサービスを使いこなし、地域の様々な課題を解決することが必要です。
そのために、できるだけ多くの関係者が知恵を出し合い共創しあえる環境の実現を目指します。

協力しあえる環境を目指して

競い合うべきところは競い合いつつ、協調すべきところ、お互いに足並みをそろえるべきところは協力しあいたい。デジタルサービスの供給を効率化し、よりよいサービスを実現するために大切なポイントです。
どこを協力していくべきか、オープンな議論を通じて決定していく協議の場、コミュニティを提供します

新たなサービスの実現を目指して

地域の期待に応え、課題を解決するデジタルサービスの企画立案には多くの知恵が必要です。サービス提供者同士はもちろん、利用者である自治体も含めた多彩な参加者による議論のなかからこれまでにない新しいサービスの創造を目指します

「政策」の主役を目指して

デジタルサービスを広く普及させるためには政策的な取り組みも必要になります。従来、政策提言は官主体に進んでいました。これをサービス提供者主体、住民主体の流れに変えていきます。コミュニティの議論を政策提言につなげる環境を提供します

Project
Community

-プロジェクトコミュニティ-

具体的な活動は会員相互の共創の場である「プロジェクトコミュニティ」において実施されています。プロジェクトコミュニティは特定のテーマについて議論し、何らかの成果確立を目指す有期限のプロジェクト活動です。

デジタル化横展開推進協議会に入会することで各種プロジェクトコミュニティに参加することができます。現在以下のようなコミュニティが活動しています。

サービスカタログ

デジタル庁が構築するサービスカタログおよびモデル仕様書について、どのように改善するべきかを議論し、政府に提案します

データ連携基盤

地域DXの基礎となるデータ連携基盤の普及・共同利用促進を目的として、①基盤の定義や分類の整理、②カタログ掲載基盤の概要等の整理、③共同利用ガイドブックの作成などを実施

Well-Being指標推進

日本政府が、デジタル田園都市国家構想下で推進しているウェルビーイング指標を全国の自治体・企業等に展開し、自律的な共助のまちづくりを推進する

デジタル認証

デジタルでのサービスの安全性と利便性を両立させるための「デジタル認証」について、利用している技術やユースケースを分析し、デジタル認証の提供事業者者・デジタル認証の利用事業者の相互理解を深めることを目的とした会議体を設定し、コミュニティ参加者の皆様と協議を進めてまいります

まちづくり参加アプリ

デジタルを活用した地域の課題解決・魅力向上を目的とするまちづくりアプリの実現により、市民、企業、団体、自治体等が一体となって参加可能で持続可能な地域のまちづくりを目指す

デジタルワークシェア

地域の人手不足を解決するために、デジタルの技術を駆使して、時間や場所を限定せずに、地域と地域をつなぎ、効果を最大化するための共通ルールや機能について検討いたします。
デジタルワークシェアを推進することで、地域住民がご自身の生活を優先しながら、地域のデジタル化の主体として活躍できること社会の実現を、参加自治体、企業の皆様と進めて行きます

地域モビリティ

地域⽣活交通課題の解決を⽬指して、地域交通全体の再編計画策定の道筋を⽰すとともに、新たな地域交通サービスによる交通空⽩地の解消を推進します

Activities

-活動内容-

  • 地域のデジタル化横展開に向けた課題と対応の明確化(全体ビジョン)
  • 健全で競争のあるデジタル市場の形成、及びそれに貢献するサービスカタログ・モデル仕様書等の在り方に関する検討
  • 優良事例を支えるサービス・アプリの横展開に関する知見の醸成、新たな取り組みの発掘・推進及びこれらに係る人材の育成とその導入・運用を支えるコミュニティの形成支援
  • データ連携基盤等の共同利用の推進など、分野間・地域間におけるデータ連携・共有方策の検討とその実現を支えるコミュニティの形成支援
  • 地域幸福度(Well-Being)指標の積極的活用などを通じた市民からデジタル化への積極的参画を促す方策の検討及びそれを支えるコミュニティの形成支援
  • 地域の課題に対して的確なデジタル化戦略・アーキテクチャの設計をできる人材の育成及びコミュニティの形成支援
  • 優良事例を支えるサービス・アプリなどのグローバル展開の促進